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DX推進の取り組みについて

当協会では、多様化・複雑化する県内中小企業・小規模事業者の皆さまの実情やニーズに最適なサービスが提供できるよう、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を重要な課題として位置付けています。
DXを推進するにあたって、情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度「SECURITY ACTION」に参画し、二つ星を宣言しました。
※「SECURITY ACTION」とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が創設した制度です。

DX推進の背景

コロナ禍以降、物価高騰や人手不足などの影響を受けて、県内中小企業・小規模事業者の皆さまの経営環境は多様化・複雑化しており、こうした環境変化に柔軟に対応することが求められています。限られた経営資源でもって多忙を極める県内中小企業・小規模事業者の皆さまが生産性向上や経営の改善を目指すにあたり、当協会はDX化に関する金融支援・経営支援に取り組むとともに、金融機関・関係機関とのデジタル連携に取り組むことで、利便性の向上や最適なサービスの提供を図る必要があります。

DX推進を、当協会のみならず、金融機関・関係機関と双方にとっての業務効率化につなげて、県内中小企業・小規模事業者の皆さまへの迅速かつ柔軟な支援を実現するため、「DX戦略」を策定してDX推進の具体的な取り組みをはじめました。

DX推進の具体的な取り組み

信用保証業務のデジタル化

業務効率化とサービス向上を図るため、金融機関等との連携を図りながら、「信用保証協会電子受付システム」を利用した信用保証申込手続きの電子化を推進しています。また、事務処理の短縮やペーパーレス化に資するデジタル化にも取り組んでいます。

デジタルスキルの向上

職員のデジタルスキル習得・向上のため、各部署からデジタル担当者を集めた勉強会を毎週実施しています。さらに、情報システム関連の知識を共有するため、グループウェア掲示板で毎月情報発信を行い、職員全体のデジタルリテラシー向上を図っています。

計画的なシステム導入

業務の迅速化、効率化を図るため、タブレット閲覧システム、会議録作成支援システム、ペーパーレス会議システム、ネットワークおよびクラウドセキュリティの強化、RPAによる業務処理支援、ファイル交換サービス、エンタープライズサーチシステム、電子決裁・ワークフローシステムなど、様々なシステムを計画的に導入しています。

SECURITY ACTION 自己宣言

職員のセキュリティ意識向上、情報セキュリティ強化に向けた取り組みを一層推進しています。