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信用保証料について

信用保証料とは、信用保証利用の対価として、お支払いいただくものです。
信用保証料は、日本政策金融公庫に支払う信用保険料、代位弁済に伴う損失補填・経費等、信用保証制度を運用するうえで必要な費用に充当します。
信用保証料は、借入(保証)金額、保証期間、保証料率および返済方法(分割返済回数別係数)に基づいて計算します。
なお、信用保証料以外の名目(相談料、調査料、用紙代など)でいただくことは一切ありません。

信用保証料率の体系について

信用保証料率は、中小企業・小規模事業者の経営状況に応じ、9段階に細分化された弾力料率体系になっています。

責任共有制度の対象となる保証制度については「責任共有保証料率」が適用され、責任共有制度の対象外となる保証制度については「責任共有外保証料率」が適用されます。

弾力料率区分は別添をご参照ください。

信用保証料率の決定について

信用保証料率は、「CRD(中小企業信用リスク情報データベース)」を利用して、財務内容の総合的な評価を行い、財務要因の評価だけでなく、一定の定性要因も加味して料率区分を決定します。

担保提供がある方や会計参与設置会社であることを報告いただいた方は、各々0.1%の割引となる場合があります。

ご利用いただく保証制度の信用保証料率表は別添をご参照ください。

信用保証料の計算

1 月数保証(保証期間を「月」でもって定めた保証)の場合

(1)期日一括返済のとき:信用保証料 = 貸付金額 × 保証料率 × 保証期間(月)/12

(2)分割返済のとき:信用保証料 = 貸付金額 × 保証料率 × 据置期間(月)/12 + (貸付金額 − 据置金額)× 保証料率 × (保証期間(月) − 据置期間(月))/12 × 分割返済回数別係数+ 据置金額 × 保証料率 × (保証期間(月) − 据置期間(月))/12

2 確定日保証(最終返済期日を定めた保証)の場合

(1)期日一括返済または商業手形割引のとき:信用保証料 = 貸付(割引)金額 × 保証料率 × 保証期間(日)/365

(2)分割返済のとき:計算方法は1(2)と同様ですが、保証期間は日割りとなります。 なお、円未満の端数は切捨てます。

(3)根保証のとき:信用保証料 = 融資限度額 × 保証料率 × 保証期間(日)/365

(注1)保証期間:月数保証の場合は、信用保証書に記載された保証期間(月数)のことをいい、確定日保証の場合は、貸付予定日の翌日から最終返済期日までの日数のことをいいます。

(注2)据置期間:月数保証の場合は、第1回返済(月)から分割返済間隔(月)を差し引いた月数をいい、確定日保証の場合は、貸付予定日の翌日から第1回返済日を分割返済間隔に応じて遡及した月の応当日までの日数をいいます。

(注3)据置金額:最終回の返済額が最終回の直前回の返済額の2倍を超える場合における最終回の返済額と最終回の直前回の返済額との差額をいいます(元利均等返済の場合は、据置金額がないものとします。)。

(注4)均等分割返済:元利均等返済および毎回の返済金額が同額(最終回または初回の返済額が毎回の返済額と異なる場合を含みます。)であって、分割返済間隔が一定である返済方法のことをいいます。

(注5)不均等分割返済:毎回の返済金額が同額でない返済方法または分割返済間隔が一定でない返済方法のことをいいます。

(注6)分割返済回数別係数:返済方法および分割返済回数に応じて、次の分割返済回数別係数が適用されます。(分割返済回数別係数表は別添をご参照ください。)

信用保証料のお支払い方法

信用保証料のお支払いは一括払いを原則としていますが、保証期間が2年を超えるもので、分割徴収の申出があり、協会が適当であると認めた場合、分割払いもできます。分割払いの場合は、信用保証料総額に右の分割割合を乗じた額を各年度にお支払いいただきます。